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『人を褒めると、脳が喜ぶ』は人育ての妙味! “幼児期の脳育ては褒め育てが基本”“悪い習慣は厳禁”

 
 9月学園便りでは水泳の池江璃花子選手の快挙を取り上げたが、今度はテニス界で今月8日20歳の大坂なおみ選手が全米オープン女子シングルスで初優勝を成し遂げた。スポーツでも様々な世界一がある中でテニス全米オープンは世界最大規模、そこでのシングルス優勝はもの凄いことである。今年1月時点での世界ランキング70位前後からの短期間での快挙。優勝直後、NHKの番組がこの快進撃を実現したのは昨年12月に就任のサーシャ・バイン・コーチの指導ぶりにあると伝えていた。その手法は選手の個性を認め対話を重視する指導法にあると紹介。いつも満面の笑みで誉め言葉を掛け続け、何でもポジティブ・前向きに捉える接し方を大坂選手は「まるで魔法みたい」と笑顔で話す。褒められて、①自然と気持ちも前向きとなり ②色々なことが凄く我慢出来る様になり ③体を絞ること(7キロ減量)も自然にできたと話す。一方、コーチも④大坂は元々が素直な性格の持ち主 ⑤誉め言葉のシャワーで自分が心底励まされていると素直に喜びを自覚したと話す。新聞でも大坂選手は性格的に負けん気が強い。従来は劣勢の場面で苛立ち、攻め急いで自滅することが多かったが、現在では相手と向き合い、時には我慢も出来るようになったとある。
 このように世間ではコーチの辣腕ぶりが評価されているが、私はその指導を受けて成長した大坂選手の方に関心を持った。コーチのポジティブな指導が彼女にとって最適であったことは間違いないところだろうが、このタイプのコーチはバイン氏の他にも大勢いる。むしろ、優勝の源泉は心の在り方、変化、その成長にあった訳だから、バイン・コーチのポジティブな姿勢に100%以上応えた大坂選手の本能・心の育みに興味が湧いた。教育者の立場からすれば、そういった資質は一朝一夕では身に付かないので、きっと幼少期の心の育ちに根本的な要因があると感じた。そこで思い出したのが、水泳の金メダリスト北島康介のメンタルトレーナーを務めた【勝負脳】で著名な脳科学者林成之先生の本である。
 林先生によると、子どもの才能は、3歳、7歳、10歳で決まるという。そして脳の活かし方次第で、人生は大きく変わり、その影響で大人の才能もまだまだ伸びるという。以下、ダイジェストに先生の言葉を並べると… 0~3歳は、脳の本能を磨き「心が伝わる脳」を育てる。 3~7歳で、脳にとって悪い習慣をやめ「勉強やスポーツが出来る脳」の基盤を育てる。 7~10歳で、自ら学ぶ「本当に頭が良い脳」を育てる。 10歳以降は、良い習慣を存分に活かし「才能を発揮する脳」を伸ばしていくと説く。特に3歳までの本能磨きが基本であると説く。この時期の育脳のカギは脳機能の基盤となる本能を磨くことにあり、大人になってから才能を十分に活かせる脳のベースづくりには、本能を鍛えることがポイントなる。具体的には「〇〇したがる」特徴を上手に活かし、「好きになる力」を育み、子供を敬い可愛がるなかで「人を尊敬する心」を育むことが基本となる。幼児期の生来の前向きな本能を上手く働かせることができれば、物事をポジティブに転換することが可能となり、ポジティブに働かせることがネガティブな反応の克服に繋がり、苦しみや迷いの無いより良い方法での解決が期待できるというのである。更に、脳をしっかり働かせることが出来るかどうかは、物事の考え方や取り組む姿勢など、日ごろの習慣の良し悪しかかっているので、その後の3~7歳は脳にとって悪い習慣をやめ、よい習慣を身に付ける等「脳の基礎作り」にこそ注力すべきと説くのである。
 具体的に悪い習慣を上げると、①物事に興味を持てない、感動しない ②無理、できない、大変など否定的な言葉を使う ③よく「後でやるよ」と言う ④集中できず、途中で違うことを考える ⑤大体できたところを褒める ⑥人の話を聞き流す ⑦人をバカにする、尊敬できない ⑧学んだことを確認しない ⑨自分が失敗したことを素直に言えない⑩損得を考えて手を抜く…。「褒め育てが人育ての妙味」は真理であるが、大坂選手のこれほどの変身の根拠には0~3~7歳の、特に、3歳までのご両親の子育てのに中にあったと推測するのである。
 補足すると、7~10歳以降の脳は神経回路がどんどん進化させていき、大人と同様の脳となるので、この時期に気を付けるべき親の姿勢は「先回りの指示を控える」ことにあると言う。いつまでも「子ども扱い」で「ああしなさい、こうしなさい」だと子供だけにどんどんやる気をなくし脳の機能が落とすことになる。子供が自分から「ああしたい、こうしたい」と口にするコミュニケーションが育脳のカギとなる‥。何か心当たり有りますね。
 悪い習慣を改めるは親の課題でもある。これを改めることで良き習慣となり、親の良き習慣から見て学び取って子供の脳が成長していくことを考えると、親自身にもより良き成長が求められるのは当然と考える。子供が成長すると一番嬉しく感じるは親である。親であれば我子のいい所、頑張っている所をみつけつまんで笑顔で沢山褒めてあげる。この連続で脳がしっかり育つ根拠となるのである。各位も子育てのヒントを探してみて下さい。
 
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